コツコツドカンで負ける原因の1つ「短期的な結果に執着」の落とし穴

投資・トレードの勉強

トレードで負けるやりがちな行動に1つとして「短期的な結果に執着」してしまうことが挙げられます。

短期的な結果ばかりにこだわると一貫性のないトレードになり「コツコツドカンで負ける」といったトレード結果をもたらします。

 

短期的な結果とは「一回一回のトレードで勝ったか負けたか」ということです。

1回1回のトレードで勝てば喜び、負ければ悔しがるようなトレードは危険です。

特に1日や1週間単位で負け越すことになった場合、大きな精神的苦痛、ストレスを抱える原因にもなります。

短期的な勝ち負けにこだわると

その1回のトレードに勝ちたいという思いが強くなり、利益確定は早まります

その1回のトレードに負けたくないという思いも強くなり、損切りタイミングが遅れます

コツコツ貯めた小さな利益を負けたくないが為に損切りを遅らせ、ドカンと大きな損失を出します。

そして、「なんで、こんなことに…」と損切りしなかったことに後悔します。

しかし、短期な目線しか持っていないので「相場が悪かった」で済ませて同じようなことを何度も繰り返します。

本記事では、「短期的な結果に執着する悪影響」「短期目線と長期目線の違い」をまとめます。

「コツコツドカン」を克服するには「短期的な結果に執着すること」をやめましょう。

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「短期の結果に執着する」とハマる6つの落とし穴

1回1回の勝ち負けにこだわる姿勢は以下のような弊害を引き起こします。

1.負け越しを避けるためにトレードルールを破る

ナンピン・フルレバ・損切りしない等の行動に走りやすくなり、余計に負ける危険なトレードにハマります。

2.負けが続くのが嫌になり、含み損をトントン(建値決済)に持ち込もうと耐える

安く損切りする機会を逃し、含み損がさらに増えて資金的に精神的に耐えられなくなります。最悪の場合、強制ロスカットです。

3.勝ちトレードをしたときに、自分のトレードスキルや予測能力を過大評価するようになる

過信や傲慢をトレードに反映させていき、負けが認められなくなります。これも損切りができない原因になります。

また、トレードで負けた責任に対して他者依存型の思考・行動になり、負のスパイラルに陥ります。

4.勝ちが続くと負けトレードをするのが怖くなり、保守的なトレードになる

勝ちを焦って利益確定が早まるほか、明らかな投機をわざと見逃すような臆病なトレードをしやすいです。

5.目先の結果が思うようにいかないとイライラ、怒り、悲しみの感情の影響を受ける

トレードに感情を乗せることになり、正常な判断ができなくなります。

含み損に対してヤケクソになり感情による損切り、あるいは、損失を取り戻そうと無理なトレードの原因になります。

6.上手くいかないと、すぐにトレード手法へ責任転嫁して違う手法にころころ変える

責任の所在を自分ではなく手法に置きます(他者依存型)。

ころころと手法を変えるのでいつまで経っても一貫したトレード・考え方ができず、トレードが上達しない原因になります。

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「コイントス」から分かる短期目線と長期目線

短期的な目線と長期的な目線のトレードを「コイントス」で解説します。

短期目線の場合

短期的な目線のトレードは

1000回のコイントスをしたときに、その1回1回の結果に対して裏表を当てようとすることです。

1回1回の裏表の出方にはランダム性(運要素)がかなり大きいです。

毎回、裏か表かを毎回当てるのは難しいでしょう。

なぜなら、裏表が出る確率はそれぞれ50%だとしても、コイントスでは裏表交互に出る保証はありません。

直近の4回のコイントスを予測しても「裏が2回・表が2回」「裏が連続で4回」「表が1回、裏が2回、表が1回」などと結果の不確実性は拭えません。

つまり、短期的にはなんでも起こりうるということです。

下手なトレードでも勝ちますし、上手なトレードでも負けます。

長期的な場合

長期的な目線のトレードは

1000回のコイントスをしたときに、表裏がどんな確率で出るか当てようとすることです。

1000回のコイントスをしたときに出る表裏の確率を予測するのは簡単です。

結果はそれぞれ50%±誤差の範囲に収まるでしょう。

これは「大数の法則」と呼ばれる法則で説明できます。

1回1回の結果がランダムな事象に対しても、回数を重ねるほど極端な結果(裏が4回連続など)が出る確率は減ります。
充分な試行回数を重ねると運要素はかき消されていき、統計的に計算される確率(コイントスでは50%)に近づいて行きます。

これが「大数の法則」です。

つまり、長期的な場合はランダム性が小さく、実力勝負になるということです。

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まとめ

トレードで負ける原因は様々ありますが、その中の1つとして「短期的な結果に執着する」というものがあります。

短期的なランダム性に心を揺さぶられるよりも、長期的に見て実力を培うことに集中したほうが明らかに生産的です。

長期的に考えると一回一回のトレード結果に対して動揺しなくなります
動揺しなくなると、短期的な結果に執着するとハマる6つ落とし穴を避けることができます
落とし穴を避けることができれば「コツコツドカンで負ける」ことから遠ざかることができます

 

また長期的目線では、「ランダム要素で負けた」か「経験値不足で負けた」かという観点で反省をすることができます。

トレードを振り返って同じような負け方をしているのであれば、それは経験値不足である可能性が濃厚です。

どうすれば、同じ負け方をしないか作戦を立てることができます。

このように長期目線では、同じトレード手法に対して「継続的な反省と改善」ができるためトレードの上達も見込めます。

 

いますぐ短期目線のトレード姿勢をやめましょう!

 

「トレードで負ける理由」記事

トレードで負ける理由の1つは「目的と願望の矛盾」にある!
トレードで負けることには必ず原因があります。その原因の1つとして挙げられるのが「願望の矛盾」です。「トレードで利益を出す」という目的でFXをしていると思いますが、その目的の裏には様々な願望があります。本記事では、「目的の裏で矛盾する願望」「その矛盾を無くす方法」ついてまとめました。

参考書籍:賭けの考え方

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