トレードで負ける理由の1つは「目的と願望の矛盾」にある!

投資・トレードの勉強

トレードで負けることには必ず原因があります。

その原因の1つとして挙げられるのが、「目的と願望の矛盾」です。

「トレードで利益を出す」という目的のもとFXをしていると思いますが、その目的の裏には様々な願望が生まれます。

「勝ちたい」や「損したくない」「スリルや刺激が欲しい」などです。

このような目的の裏にある複数の願望は、目的とそれぞれ矛盾することがあります。

その矛盾の結果、「トレードで利益を出す」という目的から遠ざかる。つまり、トレードで負け続けることになります。

 

その願望の矛盾をどうやって払拭するか?実は目的の設定の仕方にあります。

結論はトレードの目的を「利益を出す」から「正しい判断を続ける」ということへ替えていくことです。

本記事では、「目的の裏で矛盾する願望」「その矛盾を無くす方法」ついてまとめます

勝っても負けても皆、自分自身が欲しいものを相場から手に入れている

書籍:マーケットの魔術師 – エド・スィコータのインタビューより

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人間は1つの目的でも複数の異なる願望を持つ

「いや、私はたったひとつの目的・願望の為に生きている!」と言う人もいるかもしれませんが、本当にそのような方は少ないでしょう。

1つの目的に対してもほとんどの人は複数の願望を持ちながら生きています。ただそれを自覚しているか否かの問題です。

 

例えば、ある会社員の生きる目的は「幸せになること」だとしても、その目的の中には複数の願望があります。

目的:「幸せになりたい」
願望:「お金持ちになりたい」「成功したい」「温かい家庭を持ちたい」「自由になりたい」「尊敬されたい」「失敗はしたくない」「出世したい」「苦労したくない」

大きな目的が1つだとしてもこのように複数の願望が渦巻いています。

そして、その願望は互いに矛盾することがしばしばあります。

 

上の例から挙げると「成功したい」「失敗したくない」というのは矛盾します。

「成功する」には「失敗する」のはつきものです。失敗を恐れて行動をしないと成功を掴むことはできないでしょう。失敗を恐れ行動しない結果、自分の求める幸せから遠ざかります。

 

目的が抽象的であればあるほど、願望は増えていきます。

このような複数の願望はそれぞれが叶うようにあなたに働きかけ、それに基づいてあなたは行動、思考をします。そして、その中で矛盾が生まれることになるのです。

この矛盾により、本来の目的を達成することが難しくなります。

これがFXのトレードにも当てはまります。

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目的と願望の矛盾が負けを助長する

トレードの第一の目的が「利益を出すこと」だとした場合でも、トレードをする上では複数の願望が芽生えてしまいます。例えば、

「大きく勝ちたい」「損はしたくない」「自分の予想が当たって欲しい」「刺激やスリルが欲しい」「勝って尊敬されたい」「負けたら慰めて欲しい」「有名人になりたい」等
このような願望が「利益を出すこと」という目的の達成から遠ざける原因になります。
つまり、トレードで負ける理由がこれらの願望にあるということです。

「勝ちたい」「損をしたくない」

自然な願望かもしれませんが、この願望が強くでると「利益確定が早まる」「損切りができない」という事態に陥ります。

「自分の予想が当たって欲しい」

この願望は損切りを遅らせます。まず、予想が外れたことを受け止めることに躊躇するようになります。

自尊心を守るために間違っていないと自分に言い聞かせ「損切りができない」という事態を招きます。

「刺激やスリルが欲しい」

無駄なエントリーを増やすポジポジ病の原因になります。

また、動きの予想が付きにくい経済指標のタイミングでギャンブルトレードをするようになります。

「勝って尊敬されたい」「負けたら慰めて欲しい」

トレードに一喜一憂の感情を持ち込ませます。勝っているときは楽観的になり、負けているときは悲観的になります。

「これだけ勝った」「これだけ負けた」と短期的なトレード結果ばかりに固執するようになります。

「有名人になりたい」「トレーダーとして名を上げたい」

YouTubeやブログ、Twitterで収支報告や公開トレードをしている方々です。

大抵の場合、負けている収支報告や大きな含み損を抱えているトレードを公開しているとPVや視聴率が上がる傾向にあります。知名度を稼ぐために派手なトレード、感情に任せたトレードをパフォーマンスしている方もいるでしょう。

この願望のために(無意識に)負けたがっているトレーダーとなる危険があります。

もちろん、配信者や発信者の中にはしっかりと勝っている方います。そのような方々は、目的と願望を矛盾しないように心がけているからです。

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矛盾を無くすため必要なこと

自分の願望をチェックする

まずは、自分がトレードに対する目的と願望をチェックしましょう。

その中で目的と矛盾するような行動をとってしまう願望はあるかを考えることが大切です。

今まで願望は無意識にあなたに働きかけていました。しかし、今ここで自分の願望を知り意識することで、矛盾した行動を取る予防になります。

トレードをする第一の目的は何ですか?
トレードをするときにどんな願望を持って望んでいますか?
そのなかで目的と矛盾した願望はありませんか?

自己分析をするべきです。矛盾する願望は意識して抑える必要があります。

目的「利益を出すこと=正しい判断を下すこと」と意識する

「利益を出すこと」がトレードの目的であることはもはや当たり前のことでもあるでしょう。

「利益を出す」ということは、究極的に「正しい判断を下すこと」それを継続することで実現します。

1回1回のトレードで勝つことのこだわるのではなく、正しい判断をして「正しい利益確定」「正しい損切り」を心がけるべきです。

つまり、勝ち負けの結果にこだわるのではなく、正しい行動か否かにこだわることです。

「正しい判断」を目的とする効果

  1. 短期的には勝ち負けは混在するが、長期的には利益がでることに気づける
  2. 損切りに対しても「正しい判断」であれば、躊躇うことなく実行できるようになる。
  3. スリルや刺激を求めず、感情に振り回されず、忍耐強くトレードができる。
  4. 「正しいことをしている」という自信を持ったトレードができる。
  5. 間違った判断をしたと気づいたときに反省し、改善することができる

「正しい判断をする」ということを目的の基準にすることで、目的と矛盾する願望の影響はトレードから排除することができます。

「正しい判断」とは正しい建玉数、正しいエントリータイミング、正しい利益確定、正しい損切りを判断することです。

さらに、ここで言う「正しい」とは「自分のトレードルールや規律に従っている」ということです。

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まとめ

人はひとつの目的に対しても複数の願望を持っており、しばしばその願望同士で矛盾が生じます。

その願望の矛盾により目的達成は遠のいていきます。

 

これはトレードに関しても例外なく当てはまり、「トレードで利益を出すこと」という目的には以下のような願望が含まれている可能性があります。

「勝ちたい」「損したくない」「相場の予測を当てたい」「スリルや刺激が欲しい」「買って尊敬されたい」「負けたら慰めて欲しい」「トレーダーとして有名になりたい」

このような矛盾する願望は「トレードで利益を出すこと」という目的達成を遠ざけます。

矛盾した願望を排除するにはまず、以下の3つの行動が必要です。

トレードをする第一の目的を考える
自分がトレードをするときに、どんな願望を持っているか知る
そのなかで目的と矛盾した願望はないか考える

自己分析をすることが重要です。

 

そして、トレードでの第一の目的は「トレードで利益を出すこと」で間違いはありませんが、究極的には「トレードで正しい判断を続けること」が利益を出すことには不可欠になります。

トレードの目的が「正しい判断を続けること」になると、自分の中にある矛盾した願望は消えていきます。

 

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