考え方ひとつで劣等感はなくさなくて大丈夫【正しい劣等感を持てばOK】

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「劣等感」というと、なにかとマイナスなイメージがあります。

「自分の〇〇ところがなんてダメなんだろう…」

「あの人はできるのに、なぜ自分はできないのだろう…」

「こんな自分は好きではない。才色兼備なAさんのようになりたい」

など

他人と比較して自分の不得意なことや容姿、境遇などに対して不満や焦り、あるいは無力さを感じることもあるでしょう。

そして、こんな悩ましく辛い「劣等感」を無くしたいと思うかもしれません。

しかし、結論から言うと劣等感」を無くす必要はありません

「劣等感」というのは「向上心」の裏返しでもあるため、あなたが成長する原動力になります。

ただ必要なのは、正しい劣等感を持って付き合っていく考えを身につけることです。

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劣等感は主観的解釈(変えることができる)

劣等感とは「他よりも価値が少ない感覚」のこと

つまりは、他人と”比較”して自分の能力や容姿などが劣っているような感覚にいることです。

「他人との比較」という点から考えるとこれは客観的事実ではなく主観的解釈だと言えます。

客観的事実と主観的解釈とはなにか?

「熊」を例に挙げてみて考えてみます。

客観的事実というのは「熊は獣である」ということです。

基本的に「熊は獣である」というこの事実は誰にも変えることができません

主観的解釈とはたとえば「熊はかわいい」あるいは「熊は怖い動物」といことです。

北海道の「のぼりべつクマ牧場」へ行けばきっと「熊はかわいい」と思うでしょう。

逆に山の中で熊と遭遇する経験をしたり、熊による被害をニュースで見れば「熊は怖い」と思うでしょう。

経験や立場、状況によって熊に対する見方は変わります

つまり

客観的事実:誰もが納得する動かしがたい事実

主観的解釈:経験や立場、状況に応じて考え方や評価が変わる解釈

ということです。

話を戻しましょう。

「劣等感」とは「他人との比較」で生まれる主観的解釈であると言いました。

主観的解釈である「劣等感」に対して認識を改めることで、自分自身の身体的特徴や才能、境遇に対する価値観を変えることができます。

要するに自分に対して自分がどう考えるか次第なのです。

劣等感について正しい認識へ変えていきましょう。

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正しい劣等感は向上心の裏返し

正しい劣等感というのは、向上心の裏返しにあるものです。

人には「優越性の追求」という本能があります。

もっと向上したいという欲求

理想の状態を追求すること

無力な状態から脱したいと思うこと

といった普遍的な欲求を知らず知らずに持っています。

対人関係で暮らす中、憧れや羨ましさなどから「理想の自分」を思い浮かべ、理想を追い求めようとします。

そういった欲求がある上で理想の状態になれない自分を認識したときに、劣っているかのような感覚になります。(実際には劣っていないにも関わらず)

つまり、「劣等感を持つ」ということは、理想を追い求め「成長する」意欲がある証拠です。

「理想なんてありません」「このままでいいや」と思っている人は、劣等感を感じないばかりか努力も成長もしようとも思わないでしょう。

努力家である人、真面目な人や成長意欲が大きい人が劣等感を持ちやすいと言われるのも納得です。

「劣等感を持っている」ということは、いまあなたは成長しようとしていることなので深刻に悩み迷う必要はありません。

むしろ、「おめでとう!成長するスタート地点に自分は立っている」と考えてみましょう。

とは言うものの、やはり「劣等感」はネガティブな感情になりやすいです。

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ポジティブな劣等感を持つには

劣等感を持つとなぜネガティブになりやすいかというと、それは他人と比較し続ける傾向にあるからです。

劣等感を抱いているときに陥りやすいのは何ごとも他人と競争することです。

「○○ではAさんに勝っている、優れている」とか「△△ではBさんに負けている、劣っている」という

何ごとも誰かと勝ち負け優劣をつける考え方をすると、いつまでもネガティブな劣等感に悩まされます。

対人関係、つまり他人と一緒に暮らすことから「理想の自分」を想像し、追い求めると言いました。

しかし、理想を追い求めるときに他人と比較してはいけません。

他人と自分が違うのは当たり前のこと、客観的事実で変えようがありません。

優劣をつけるのではなく、ただただ他者との違いを認めましょう。

比較するべきは「過去の自分」と「現在の自分」です。

理想を求めて努力してきた「過去の自分」と比べて、「現在の自分」は成長しているかどうかを重視しましょう。

他人より上か下かに気をとらわれてはいけません。他人を軸にすると軸がぶれます。

あなたが動く点Pのように、他人も成長して動く点Qだからです。

一方で、過去の自分とは動かない点Oです。軸はぶれません。

他人との際限のない優劣比較ではなく、過去の自分とどうであるかを気にしましょう。

・過去の自分よりも前に進んで成長していればOK

・同じ場所にいるのであれば、今から一歩踏み出して努力すればOK

といった考え方を身につけることで、ポジティブに劣等感と付き合っていくことができます。

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